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ミスティック・マン |
前作とうって変わり本来的姿に戻り始めた感じのアルバムだ。
特徴のあるパーカッシブな音で始まるMYSTIC MANがなかなか出来がよい。スライ&ロビーのしっかりしたリズムトラックにバンドが乗っていく。全体的にパーカッションが面白い使い方がされている感じだ。しかし相変わらずロック・フィールドを睨んだつくりがいくらか残り、特にCAN'T
YOU SEEにおける弾きまくりギターなんか耳障りにすぎない。ただそれを補うロビー・シェークスピアのツボを心得た歌うベースの冴えがすばらしい。
ピーター・トッシュの歌は伸びのある声で何か吹っ切れたような感じだ。コーラスとの掛け合いもうまくはまりこの作品の価値をあげている。とにかくいろいろと手の込んだつくりの作品で特にパーカッションの使い方がとにかくうまい。結構好調な感じの作品です。歌詞はあいかわらず辛辣そうだが、とにかくうまくまとめあげた好盤です。
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曲目 |
1.MYSTIC MAN
2.RECRUITING SOLDIERS
3.CAN'T SEE YOU
4.FIGHT ON
5.JAH SEH NO
6.BUK-IN-HAMM PALACE
7.THE DATE THE DOLLOR DIE
8.CRYSTAL BALL
9.RUMAOR OF WAR |
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